ビジョン2035
Ⅰ.私たちイオン労連のビジョン
《ビジョン解説》- 労連活動に携わる加盟単組三役・
執行委員をはじめとするすべての組合員 - 組合員の「自分磨き=成長」
- グループ労使の取り組み(MBO、CDP)
- 加盟単組同士、UAゼンセンや連合の加盟組合
- 労連の活動を通じてつながった組合員同士、ステークホルダー
- 流通・サービス業に関わる産業の地位向上と持続可能な社会の実現
- 組合員の笑顔はもちろん、ステークホルダーや国内外に笑顔を広げる
Ⅱ.7つのゴール(ありたい姿)
/Great place to work
- イオンで働き、イオン労連の組合員であることに誇りをもっている。
- イオンで働くことで、自己成長につながり、会社も永続的に発展している。
/Advanced working conditions
- 業界随一、他社の追随を許さない先進的な労働条件になっている。
- グループ内兼業や人材の流動化により、柔軟な働き方になっている。
- 誰もが働きやすく、能力が発揮できている。
/Smart partnership
- 国際労働運動に貢献し、国内外にイオンの協調的労使関係が拡がっている。
- 海外のイオングループ各社労使との連携・サポートができている。
/Solving social problems
- 私たちの目指す社会を実現するための力と政策を持つことができている。
- 地域・社会の中で、イオン労使が社会問題の解決に関わっている。
- 地域活動・社会活動・政治活動の3つの活動基盤が整い、連動(課題解決サイクル)している。
/Learning each other
- 加盟単組へのサポート・連携機能が強化されている。
- イオン労連としての理想のリーダー像、教育体系が確立されている。
/Solidality
- 組合のない企業に組合をつくることで、組合員が「納得して、楽しく、働く」ことができている。
- イオン労連に加盟する全ての組合、グループ各社の労働組合、各国の労働組合が連帯して活動している。
/We are AEON!
- 組合員一人ひとりがイオン労連を支える組合員の一人であると認識し ている。
- 労連活動への参画者が大幅に増え、次世代リーダーが絶え間なく創出 されている。
Ⅲ.ビジョン2035へのあゆみ
Ⅳ.イオン労連が実現する未来へのステップ
Ⅴ.領域別取り組み
・組織領域
加盟単組活動の充実と成長=強いイオン労連
1.仲間を増やす
(1)イオングループ連結子会社すべてに労働組合をつくります。
(2)加盟単組の組織率を高め、自律した活動ができる組織を確立します。
すべての加盟単組において組織率は、「安定的過半数(組織率75%以上)」を実現します。
(3)アセアン等、各国においても事業会社の組織化を進め、協調的な労使関係により事業の成長をけん引します。
(1)労働界・経営・地域社会・政治等、様々な領域で活躍するリーダーを創造します。
(2)次世代を担う多様なリーダー(若手リーダー、女性リーダー等)の発掘・育成の場を創出します。
(1)加盟単組同志がつながりの場をつくり、情報やアイディアの伝播・イノベーションを創発します。
(2)若手・同世代、多様な仲間とのつながりの機会を拡大し促進します。
(3)ステークホルダーとつながり、持続可能な社会に向けた活動をともに実行します。
(1)「常に活動の原点は職場にあり」ということを強く認識し、
労連本部・加盟単組ともに主体となって時代の変化に対応した労働運動を展開します。
(2)加盟単組は組合員の抱える悩みや組織的課題を把握し、自立的に解決をはかります。
単組で解決し得ない問題はグループ台で解決をはかります。
(3)労連・加盟単組が連携し効率的・効果的に活動を展開します。
(4)イオングループの持続的な成長を労使が一丸となって実現します。
(5)財政の安定化・健全化に向けて、労連・加盟単組のガバナンスを強化します。
・政策領域
イオングループ労使政策の進化・深化と実現
1.イオンらしい先進的な労働条件や働き方を確立
(1)グループ労使・各社労使が一丸となって、魅力ある賃金・労働条件を実現します。
(2)働きやすさ・働きがいが高く、誰もが安心していつまでも働き続けることのできるイオングループにします。
(1)社員・契約社員・パートタイマーといった雇用区分の違いに関わらず、同一価値労働同一賃金を実現します。
(2)短時間で柔軟な働き方や幅広い分野で活躍できるイオングループにします。
(1)多様な人材が活躍できるイオングループにします。
(2)ライフステージの変化に対応し、家庭と仕事の調和がとれ活躍できるイオングループにします。
(1)生活者の暮らしに欠かせない流通・サービス業が成長・発展し続けるために、
生産性向上と産業価値向上に向けた取り組みを展開します。
(2)議員ネットワークを強化し、政策実現にむけた課題解決サイクルや政策推進活動を支える体制を構築します。
(3)上部団体やイオン㈱が掲げる政策を理解し、イオン労連が運動の先頭に立って、組合員やステークホルダーと連携し、
政策推進・実現活動の輪を広げます。
・地域領域
私たちの住むまちを知り、ステークホルダーとともに次世代につなぐ、持続可能な地域を実現
1.イオン生活圏構想をそれぞれの地域で実現
(1)グループ労使での枠組みを基に、すべての単組が参画し「イオン生活圏」の実現に取り組みます。
(2)ステークホルダーと強固に連携し取り組みを進めます。
(1)地域との交流やその活性化に向けた活動を通じ、地域の将来に向け、労働組合として、生活者の代表として
「働きがいのある職場があり、持続可能で住みやすいまち」をそれぞれの地域で考え、実行していきます。
(2)47都道府県で地域活性化・課題解決アプローチを行っていきます。そのために、立法府である国会、
47都道府県(市)の地方行政や関係省庁、上部団体等と関わり、政策の連携をはかります。